会長 稲垣恵水よりご挨拶

ようこそ、東海書作家協会のホームページに。

さて、21世紀の今を生きる私たちは日々、目まぐるしく時間に追われ、それがさも当然のように感じながら暮らしています。が、ここで一旦立ち止まって「書道」の本質を考えてみたいと思います。まず、一般的に思う書道上達の目的は「礼儀作法」「自己研鑽」「道(哲学)」の修得や精神的な成長、技術の修得などが考えられます。一方、「美術」「芸術」「書学」のように学問としての研究や芸術的な個性の発露を表現するアート的要素も見えてきます。

現代の書道は、これらを包括的に含んだ伝統的文化と言えます。昔ながらの作法としての手習いと現代の芸術的表現の追求、更に学問的な研究要素を含み変化を遂げながら存続しているようです。日々多忙な私たちの人生を彩り、また人間的成長を真摯に愉しむ一つのアイテムのような気がしています。

子供時代に出会った「習字」から継続して「書道」へと進み、芸術としての「書」へと。人の一生を賭けても届かない程、途方もなく遠い道のりですが、自身の理念「芸術を敬愛し、友とし、心の宇宙を深く探求しよう!」の下、一歩一歩進んで行きたいと思います。

最後に、東海書作家協会は習い事で盛んな愛知・名古屋という地域で生まれ、少し保守的で且つ無風地帯とも言われる場所で育った新しい小さな会でございます。一同、その意味と意義を深く理解し、今後も日々精進してまいりたいと思います。

令和五年、結成28年、これ迄多くの皆様に叱咤激励、ご鞭撻を賜りましたこと厚く萬謝し、心より御礼申し上げます。

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東海書作家協会の各行事

  • 東海書作家協会展(総合展)開催
  • 一般検定試験実施 学生検定試験実施
  • 雅号認定授与
  • 永年表彰授与
  • 師範資格認定試験実施
  • 芸術鑑賞会+研修懇親会実施
  • 会報、会員名簿発行(年1回)
  • 理事会の実施

協会運営体制、会員体制について

◆協会運営の為、次の運営役員を置く。理事会の合意を以って各事業を運営する。
 運営にあたり、年会費及び各事業の参加費、その他寄付を以って賄う。

会長主 1名稲垣恵水
副会長 1名宮川一水
常任理事 若干名篠田 海雲
瀬尾 梓峰
原田 奏風
理事 若干名井口 美草
顧問 若干名安井 伸治(愛知県議会議員)
参与遠藤 花烟
小田 美舟

◆協会員は、同人、会員の傘下の会員で構成する。

同 人         東海書作家協会発起人。
会 員師範者。書作家として活動する者。
会 友有段者で師範、書家を目指す者。  
準会友有段者で実力を認められ雅号授与された者。
一 般東海書作家協会公認の教室の一般部会員。
学生部東海書作家協会公認の教室の学生部会員。